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これはなんの虫?

2025年7月31日 by yoshioka
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夏休み真っ盛さかり。たくさんのセミが鳴いています。


アブラゼミ

草むらや公園など、身近な自然環境しぜんかんきょうに目を向けると、そこにはいろいろな生物がいます。


特とくにこの季節きせつ、「虫をとるのが楽しみ!」という方も多いのではないでしょうか?

樹木じゅもくや草地、水辺みずべなど、いろいろな場所に虫はいます。


オオシオカラトンボ

アオスジアゲハ

ハラビロカマキリ

成虫、ぬけがらともにアブラゼミ

そんな虫に目を向けた、この夏おすすめの1冊さつが、昆虫こんちゅう研究者の須黒すぐろ達巳たつみさんの新刊しんかん『身近な虫の生き方観察かんさつ12か月』(文一総合出版そうごうしゅっぱん「季節きせつの生きもの事典じてん」シリーズ第3弾だん)です。



「季節きせつの生きもの事典じてん」シリーズは、小学生から読める内容ないようで、小学校などでよく目にする壁かべ新聞のような、親しみやすいデザインになっています。


著者ちょしゃの須黒すぐろさんは小学校の理科の先生であり、小さなお子さんがいるお父さんでもあるので、学校で、親子で楽しめる、あたたかな視点してんで書いていらっしゃいます。


季節きせつごとに出会える、観察かんさつにぴったりな虫について、思わず「すごい!」と驚おどろきの声が出るような、生きもの写真家の安田守さんの写真をたくさん使って、誰だれでも楽しめるよう、やさしく解説かいせつをしています。虫を観察かんさつする際さいの注意点も、虫の生態せいたいを考えた視点してんで解説かいせつしています。



「みんなが知っている虫ばかり載のせてもつまらないので、勤務きんむ先さきの学校で見つけた虫や、身近にいるけれどなかなか気づかない虫も入れたいのですが」という著者ちょしゃ本人からのリクエストもあり、「よく見る気がするけれど、なんだろうな?」みたいな、ほかの本ではなかなか取り上げられることのない、ちょっとマニアックな虫なども掲載けいさいされています。



この本の編集者へんしゅうしゃである文一総合出版そうごうしゅっぱんの志水しみずさんおすすめの虫は、「トタテグモ」。

ドアのある巣穴すあなを作るクモで、秋の項目こうもくのページに掲載けいさいされています。


「身近な公園の木の根っこが出っ張ぱっているところやコケが生はえたようなところをよく見ると、巣穴すあなの入り口のドアが見つかる可能性かのうせいがあります。ドアが片かた開きか両開きなのがおもしろいんです。見つけて、もしドアが閉しまっていたら、ちょんちょんと指でたたくと開くこともあります。ドアは糸で巣穴すあなとくっついているので、自然しぜんにパタンと閉しまるんですよ」と教えてくれました。


ちなみに志水しみずさんがかっこいいと思う虫は、「イトトンボ」だそうです。


また、志水しみずさんは、「この本は、身近にいるけれど、まだ見たことのない、まだ知らない虫がいて、それを見つけることができる『発見に満みちた本』です。夏休みの自由研究の参考さんこうにもなると思いますので、ぜひ読んでください」と話してくれました。


この夏は、この本を持って外に出て、知っている虫だけではなく、身近に潜ひそんでいる知らない虫も探さがしてみましょう! 不思議ふしぎな虫が、すぐそばにいるかもしれません!


書籍情報しょせきじょうほう

書名:『季節きせつの生きもの事典じてん3 身近な虫の生き方観察かんさつ12か月』

著ちょ:須黒達巳すぐろたつみ 写真:安田守

ページ数:68ページ

サイズ:B5判ばん

発行:文一総合出版そうごうしゅっぱん



著者プロフィール
須黒達巳(すぐろ・たつみ)
1989年生まれ、横浜よこはま市育ち。専門せんもんはクモの分類学ぶんるいがく。慶應義塾けいおうぎじゅく幼稚舎ようちしゃにて理科の教諭きょうゆを務つとめるかたわら、構内こうないの昆虫こんちゅう・クモ相の調査ちょうさに取り組む。著書ちょしょに『ハエトリグモハンドブック増補ぞうほ改訂版かいていばん』『ハエハンドブック』(以上以上、文一総合出版そうごう)、『図鑑ずかんを見ても名前がわからないのはなぜか?』(ベレ出版しゅっぱん)、『世にも美しい瞳ひとみ ハエトリグモ』(ナツメ社)など。

安田 守(やすだ・まもる)
生きもの写真家。私立しりつ中・高校で理科教員を勤つとめた後、写真家に。長野県伊那谷いなや地方を拠点きょてんとして、里山環境かんきょうに生息する身近な昆虫こんちゅうをはじめとする生きものと、生きものがいる自然しぜんを撮影さつえいし、一般書いっぱんしょや図鑑ずかん、児童書じどうしょを作っている。著書ちょしょに『昆虫こんちゅうのふしぎ発見図鑑ずかん』(山と渓谷けいこく社)、『イモムシハンドブック』『哺乳類ほにゅうるいのフィールドサイン観察かんさつガイド』(文一総合出版そうごう)、『うまれたよ!モンシロチョウ』『うまれたよ!オケラ』(岩崎いわさき書店)、『虫のぬけがら図鑑ずかん』(ベレ出版しゅっぱん)など。

(取材・撮影 「デジタル少年写真ニュース」編集部 吉岡)

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カテゴリー: いきものタグ: アリ, イモムシ, オケラ, カブトムシ, クモ, クワガタ, セミ, トンボ, ハエ, ハエトリグモ, ムシ, モンシロチョウ, 公園, 冒険, 夏休み, 安田守, 山, 庭, 抜け殻, 探検, 文一総合出版, 昆虫, 昆虫採集, 林, 森, 標本, 樹木, 水辺, 池, 沼, 自然観察, 自由研究, 芋活, 芋虫, 虫, 観察

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