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レジェンドたちから学んだよ!
ラグビーってどんなスポーツ?(新宿区立戸塚とつか第一小学校)

2025年10月17日 by yoshioka

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10月25日(土)に、国立競技場こくりつきょうぎじょう(東京都新宿区)にて開催かいさいされる「リポビタンリポビタン D チャレンジカップ 2025 日本代表 vs オーストラリア代表」に向けて、10月7日(火)に、東京都の新宿区立戸塚とつか第一小学校にて、小学4年生の児童じどうたちを対象たいしょうに、ラグビーについて学ぶ体験授業たいけんじゅぎょうが行われました。


概要を説明する校長先生

講師こうしは、3大会のワールドカップに出場しているラグビー元日本代表でレジェンドの大野均ひとしさん、女子ラグビーチーム「BRAVE LOUVE」に所属しょぞくし、日本代表選手せんしゅとしても活躍かつやくしている安藤菜緒あんどうなお選手せんしゅ、安尾琴乃やすおことの選手せんしゅ、そして、全国各地かくちで子どもたちにラグビーやタグラグビーの指導しどうを行っている、公益財団法人こうえきざいだんほうじん日本ラグビーフットボール協会きょうかいの向井陽むかいようさんの4名。


左から向井さん、安尾選手、安藤選手、大野さん

授業じゅぎょうは、ラグビーについて勉強する「ラグビーを知ろう!」という講義こうぎと、「ラグビーをやってみよう!」という体験授業たいけんじゅぎょうの2部構成こうせい。


講義こうぎを担当たんとうする大野さん、安藤選手あんどうせんしゅ、安尾選手やすおせんしゅの3名が自己紹介じこしょうかいしたあと、クイズ形式の授業じゅぎょう「ラグビーを知ろう!」がスタート。大野さんが、ラグビーに関かんするクイズを出して、児童じどうたちがそれぞれ正解せいかいだと思う場所へ移動いどうします。


「ラグビーのボールはどれかな?」から始まり、ラグビーの話やルールについてのクイズに対して、児童じどうたちは、自分が正解せいかいだと思う場所へ集あつまって大盛もり上がり!



次に「ラグビーが大切にしている5つの言葉」と題して、ラグビー憲章けんしょうで述のべられている5つの価値かち(品位ひんい・情熱じょうねつ・結束けっそく・規律きりつ・尊重そんちょう)について、「品位ひんい=正直に行動すること」、「情熱じょうねつ=あきらめずに挑戦ちょうせんすること」、「結束けっそく=仲間なかまと協力きょうりょくすること」、「規律きりつ=ルールを守ること」、「尊重そんちょう=仲間なかまや相手を大切にし、礼儀れいぎを忘わすれない」ということを、学校でのシチュエーションなどを交えながら、安藤選手あんどうせんしゅと安尾選手やすおせんしゅが、児童じどうたちにわかりやすく説明せつめいしました。



講義こうぎの時間の最後さいごは、質問しつもんタイム。たくさんの児童じどうたちの手が挙あがり、いろいろな質問しつもんが寄よせられました。



「どうしてラグビーの選手せんしゅになったのですか?」という質問しつもんには、「タグラグビーを小学校からやっていてラグビーボールを触さわる機会きかいが増ふえ、中学のときに恩師おんしからラグビーをやってみないかと誘さそわれて、ラグビーを始めました」と安藤選手あんどうせんしゅ、「わたしは父親と兄がラグビーをやっていたので、練習を見に行ったりしていて、鬼おにごっことかをしているのが楽しそうだなって思って始めました」と安尾選手やすおせんしゅ。大野さんは「高校生まで野球をやっていたので、大学でも野球をやろうと思っていたら、この体格たいかくを見た先輩せんぱいたちから、ラグビー部に勧誘かんゆうされました。見学に行くと先輩せんぱいたちが楽しそうで、仲間なかまになったら大学生活も楽しくなりそうだなと思い、入部してラグビーを始めました。身長が高く、体の大きい選手せんしゅがなることが多いロックというポジションで、23年間プレーしました。きっかけはそれぞれですが、みんなラグビーが大好だいすきなんです」と児童じどうたちに話しました。



2007年、2011年、2015年と3大会のワールドカップに出場した大野さんには、「ワールドカップで苦戦くせんした国はどこですか?」という質問しつもんも。大野さんは、「2011年にニュージーランドと対戦たいせんしたとき、7-83で大敗たいはいしたのですが、そのときはニュージーランドにびびった状態じょうたいで試合しあいに入ったので、ふだんの実力も全然ぜんぜん出せずに日本は負けました。それは非常ひじょうにもったいないな、と思ったんですね。そこから、4年間一生懸命いっしょうけんめい練習をして、びびらない強い気持ちをつくりました。そうしたら2015年、なんと、ニュージーランドと同じように強い南アフリカ共和国きょうわこくに、34-32で勝つことができました!」と話すと、児童じどうたちからは盛大せいだいな拍手はくしゅがわき起こりました。


「ラグビーの見どころを教えてください」という質問しつもんには、安藤選手あんどうせんしゅは「『ラグビーっていいなあ』と思うのは、1つのボールをみんなでつないで得点とくてんをとるところで、それが魅力みりょくだと思っています。誰だれかがタックルをされても、みんなが助けに行ってボールをつなぐところは、やっていても、見ていても、見どころだと思います」、安尾選手やすおせんしゅは「テレビでよく放送されるのは、コンタクトプレーのシーンかもしれないのですが、体が大きくても小さくても、選手せんしゅが思いっきり体を当て合うという激はげしいプレーを見るのが、わたしは好すきです。ラグビーは、サッカーから生まれたスポーツなので、パスやキックも同じようにあるので、そういうのも見どころです」と話し、大野さんは「ぜひ見てほしいのは、試合しあいが終わった瞬間しゅんかんの両チームの選手せんしゅたちの表情ひょうじょうです。試合中しあいちゅうは殴なぐり合うくらいのことをしていた両チームの選手せんしゅたちが、試合しあいが終わる笛が鳴った瞬間しゅんかんに握手あくしゅをして、互たがいの健闘けんとうを讃たたえ合います。試合中しあいちゅうの激はげしさと試合しあいが終わったあとの選手せんしゅたちの表情ひょうじょうのギャップを見てもらえたら、と思います」と、試合後しあいごの見どころも教えてくれました。



講義こうぎが終了しゅうりょうし、休み時間をはさんで、次は体験授業たいけんじゅぎょうへ。

講師こうしの向井むかいさんが児童じどうたちに「ラグビーは何をしたら楽しいかな?」と質問しつもんすると、「走る!」、「キック!」、「選手せんしゅの顔を見る!」とさまざまな回答が出てきます。


最初さいしょはパスを体験たいけんしようということで、安藤選手あんどうせんしゅと大野さんがお手本を見せます。



安藤選手あんどうせんしゅと大野さんのロングパスが、児童じどうたちの上を飛とび越こえていき、児童じどうたちからは歓声かんせいが飛とび交かいます。



児童じどうたちは、6人で1チームになって、グループみんなで力を合わせてパスをつなげていく体験たいけんをしました。



次はキックです。

安藤選手あんどうせんしゅがけったボールは、体育館の天井付近てんじょうふきんに届とどくほどに高く飛とんで、児童じどうたちの頭の上を大きく飛とび越こえていきます。またもや児童じどうたちからは歓声かんせいが上がったり、拍手はくしゅが起きたりしました。



児童じどうたちは、安藤選手あんどうせんしゅがけったボールを上手にキャッチして、そのボールを安藤選手あんどうせんしゅにパスをして戻もどします。みんなキャッチ&パスを楽しんでいました。



ボールがフィールド(タッチライン)の外に出てしまったときに、試合しあいを再開さいかいさせるために行われるセットプレーのことを「ラインアウト」といいます。特定とくていの選手せんしゅが仲間なかまに持ち上げられてボールを確保かくほする大迫力だいはくりょくのプレーです。



ラインアウトを、児童じどうたちも体験たいけん。なかなか体験たいけんできないだけに大野さんたちに持ち上げられると、その高さにおっかなびっくりの表情ひょうじょうをする子もいましたが、みんな笑顔えがおで楽しそうでした。


体験授業たいけんじゅぎょうの最後さいごは、ラグビーの魅力みりょくともいえる、タックルの体験たいけんです。試合しあいではボールを持っている相手あいてチームの選手せんしゅをつかまえて、地面に倒たおし、前に進むのを阻止そしするプレーのことをいいます。



児童じどうたちは、やわらかいマットのようなタックル用の用具に向かって、ぶつかっていきます。

最初はこわごわとやっていた児童じどうたちも笑顔で向かっていくようになり、慣なれてくるとだんだん全力疾走しっそうで、本気でタックルするようになりました。


タックル体験たいけんの最後さいごには、副校長ふくこうちょう先生が児童じどうたちからパワーをもらって大野さんにタックル! 



ガッツボーズが飛とび出しました!



こうして楽しかった2時間はあっという間に過すぎ、大野さんは「みなさん今日はありがとうございました。とても楽しかったです。ラグビーの楽しさを感じてもらえたと思うのですが、日本代表戦せんも見てほしいですし、ボールに触さわる時間をつくってくれたらうれしいです」と感謝かんしゃを伝つたえ、あいさつ。

10月26日(日)から女子のラグビーの大会(第36回関東かんとう女子ラグビーフットボール大会)が始まる安藤選手あんどうせんしゅや安尾選手やすおせんしゅも、「女子の試合しあいも見に来てくれるとうれしいです。この機会きかいに興味きょうみを持ってくれた子がいたらいっしょにラグビーをしましょう。待っています」と児童じどうたちに伝つたえました。


授業じゅぎょうのあと、児童じどうたちは、「キックがすごく高くて、体育館の天井てんじょうにつきそうなくらいだったのが印象的いんしょうてきでした」、「ラインアウトで高くなるのは小学生ではなかなか体験たいけんできないから、とても楽しかったです」、「思いっきりタックルするときがいちばん楽しかったです」などと、うれしそうに感想を話してくれました。


日本(世界ランキング13位い:2025年10月現在げんざい)とオーストラリア代表(世界ランキング7位い:2025年10月現在げんざい)の大熱戦だいねっせんが期待される「リポビタンDチャレンジカップ2025」日本代表vsオーストラリア代表は、10月25日(土)、国立競技場こくりつきょうぎじょう(東京都)にて開催かいさいされます。


大野さんは、「オーストラリアはここにきて調子も上がってきていて、本当に強いチームなので、日本代表がどれだけのパフォーマンスを見せてくれるか、ベテランと若手わかてが融合ゆうごうし、エディー・ジョーンズヘッドコーチがやりたいラグビーをどう体現たいげんできるかを見てほしいです。また、ラグビー伝統国でんとうこくであるオーストラリアに、日本の体の大きい選手せんしゅたちがどこまで通用するのかを、会場で見て感じてもらえたらと思います」と、試合しあいの見どころを話してくれました。


2027年にオーストラリアで開かれるラグビーワールドカップに向けて、力試だめしとなる大事な試合しあいです。この試合しあいの結果けっかは、今後の世界ランキングや大会でのグループ分け、国際的こくさいてきな評価ひょうかにも影響えいきょうするかもしれません。国立競技場こくりつきょうぎじょうで、選手せんしゅたちを応援おうえんしましょう!


「リポビタンDチャレンジカップ2025」日本代表vsオーストラリア代表

日時:2025年10月25日(土) 14:50 キックオフ
会場:国立競技場こくりつきょうぎじょう (東京都新宿区霞ヶ丘かすみがおか町10番地)

公式WEB  https://www.rugby-japan.jp/braveblossoms
公式X  https://x.com/JRFUMedia
公式Instagram  https://www.instagram.com/japanrugby_jrfu/
公式Facebook  https://www.facebook.com/Rugby.Japan/

(取材・撮影:2025年10月7日「デジタル少年写真ニュース」編集部 吉岡/取材協力:公益財団法人日本ラグビーフットボール協会広報室、新宿区立戸塚第一小学校)

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カテゴリー: スポーツタグ: オーストラリア, キック, スポーツ, パス, ラインアウト, ラグビー, ラグビー憲章, ラグビー日本代表, リポビタンD, リポビタンDチャレンジカップ, レジェンド, 体験授業, 児童, 国立競技場, 大野均, 小学校, 戸塚第一小学校, 新宿区, 新宿区立戸塚第一小学校, 日本ラグビーフットボール協会, 日本ラグビー協会, 日本代表

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