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夏だ!祭りだ!万博ばんぱくだ!
東北絆きずなまつりパレード開催かいさい

2025年7月31日 by yoshioka

8月1日から始まる東北六大祭りに先がけて、東北の元気な姿すがたを感じてほしい——そう語ったのは、岩手県盛岡市もりおかしの内舘うちだて茂しげる市長。今年の「東北四季しきの彩いろどり&東北絆きずなまつり」は、その言葉どおり、大いに盛もり上がりました。



「東北絆きずなまつり」は、東日本大震災だいしんさいからの復興ふっこうを願って始まった「東北六魂祭ろっこんさい」を引き継つぐイベントです。「多彩たさいな東北が、熱い絆きずなでひとつになる」をコンセプトに、例年れいねんは東北6県の県庁所在地けんちょうしょざいち6市で持ち回り開催かいさいされてきましたが、今年は特別とくべつに6月13日(金)から15日(日)までの3日間、大阪おおさか・関西万博かんさいばんぱくで開催かんさいされました。


大阪おおさか・関西万博かんさいばんぱくの会場に、東北6市の夏祭りが(青森ねぶた祭、盛岡もりおかさんさ踊おどり、秋田竿燈かんとうまつり、仙台せんだい七夕まつり、山形花笠はながさまつり、福島わらじまつり)が集まり、会場には大きなねぶたや七夕飾かざりも展示てんじされました。



6月15日(日)に行われた東北絆きずなまつりパレードでは、約やく550人の踊おどり手たちが会場を練り歩き、迫力はくりょくのある演舞えんぶを披露ひろう。会場を訪おとずれた5万人以上いじょうの観客かんきゃくを魅了みりょうしました。



パレードは秋田竿燈かんとうまつりからスタート。ちょうちんの数46個こ、重さ約やく50kg、高さ約やく12mもある巨大きょだいな竿燈かんとうを差さし手と呼よばれる人たちが「手のひら」や「肩かた」、「おでこ」などの体の一部を使って自在じざいに操あやつります。国の重要無形民俗文化財じゅうようむけいみんぞくぶんかざいにも指定されていて、「どっこいしょ〜、どっこいしょ〜」と声をかけながら、竿燈かんとうがあがる姿すがたは大迫力だいはくりょく!




盛岡もりおかさんさ踊おどりでは、「サッコラ チョイワヤッセ」の掛かけ声とともに、力強い太鼓たいこと華麗かれいな踊おどりが繰くり広げられました。


山形花笠はながさまつりでは、花笠太鼓はながさだいこの音色と鮮あざやかな衣装いしょうをまとった踊おどり手たちの群舞ぐんぶが会場を魅了みりょう。



「仙台せんだいすずめ踊おどり」では、仙台せんだい七夕まつりの七夕飾かざりも参加さんかして、すずめのようにぴょんぴょん跳はねる姿すがたが特徴的とくちょうてきな踊おどりが披露ひろうされました。




福島わらじまつりでは、長さ約やく12m、重さ約やく2tにもなる巨大きょだいなわらじが登場し、笛太鼓ふえたいこの演奏えんそうに合わせて「わらじおどり」が披露ひろうされました。わらじの上に乗る、乗り手のパフォーマンスにも大歓声だいかんせいが起きました。




青森ねぶた祭では、「ラッセーラー!ラッセーラー!」という掛かけ声とともに、ハネト(跳人はねと)と呼よばれる踊おどり手たちが、元気に飛とび跳はねながら踊おどりました。



最後さいご、もう一度秋田竿燈かんとうまつりの差さし手の演技えんぎが行われたあと、会場に6つの祭りが並ならび、会場の盛もり上がりは最高潮さいこうちょうとなりました。



「東北絆きずなまつり」の実行委員会会長でもある、仙台市せんだいしの郡こおり和子かずこ市長は、「この祭りは、東北6市それぞれがこれまでずっと歴史れきしを積つみ重ねてきたお祭りです。まさに一人ひとりが輝かがやくお祭りで、万博ばんぱくのテーマにもある、『いのち輝かがやく』という言葉は、まさに東北絆きずな祭りのテーマでもあると感じました」と力を込こめて語りました。



来年の「東北絆きずなまつり」の開催地かいさいちとなるのは、盛岡市ですもりおかし。盛岡市もりおかしの内舘うちだて市長は、「今回、万博ばんぱくで関西かんさいの皆様みなさまに東北の祭りをご覧らんいただいたことは、東北復興ふっこうを訴うったえることにもつながり、よかったと思います。実際じっさいに会場の皆みなさんとお話ししてみると、東北に来たことがないという方も多くいらっしゃいました。『東北絆きずなまつり』は、東日本大震災だいしんさいから始まりました。その気持ち、志こころざしを忘わすれずに来年も盛岡もりおかで盛もり上げていきたいと思いますので、全国の皆みなさんに応援をお願いできればと思っております。今日は勇気ゆうきと元気を会場の皆みなさんからいただきましたので、今度は私わたしたちがお返しをしたいと考えています」と話し、「東日本大震災だいしんさいからは14年がたちましたけれど、そのあともたくさんの災害さいがいが東北では起きています。先日、岩手県の大船渡おおふなとで山林火災かさいが発生しましたが、国からの支援しえん、ボランティアの支援しえんをいち早くやっていただいたと感じております。災害さいがいを乗り越こえながら、私わたしたちも学んで、生活を続つづけていくことも大切だと感じました」と結むすびました。



仙台せんだい市の郡こおり市長は、「東日本大震災だいしんさいのあとも、大きな災害さいがいは頻発ひんぱつしています。災害さいがいを乗り越こえていく力というものを、しっかり身につけていく必要性ひつようせいを感じています。それを皆みなさんに、そして世界に発信はっしんしていくのが、私わたしたちの務つとめだと思っています。今回は万博ばんぱくで東北の県庁所在地けんちょうしょざいち6市のお祭りをご覧らんいただいたわけですが、それぞれ特徴がとくちょうあり、とてもすばらしい歴史れきしがあるお祭りです。今度は現地げんちに来ていただき、おいしいものを食べたり、その土地の歴史れきし文化にも触ふれたりしていただけますと、とてもうれしく思います」と話してくれました。


東北絆きずなまつり
2017年から始まり、東北の県都6市の6祭りが集結しゅうけつするイベントで持ち回りで開催かいさいを続つづけ、2023年に青森市で一巡いちじゅん。2026年は盛岡市もりおかしで開催かいさい予定。

青森ねぶた祭
開催かいさい日:毎年8月2日〜7日

秋田竿燈かんとうまつり
開催かいさい日:毎年8月3日〜6日

盛岡もりおかさんさ踊おどり
開催かいさい日:毎年8月1日〜4日

山形花笠はながさまつり
開催かいさい日:毎年8月5日〜7日

仙台せんだい七夕まつり
開催かいさい日:毎年8月6日〜8日

福島わらじまつり
開催かいさい日:例年れいねん8月の第一金曜日〜日曜日

大阪・関西万博おおさかかんさいばんぱく(大阪・おおさか関西万博博覧会かんさいばんぱくはくらんかい)
開催かいさい期間:10月13日(月)まで
開催かいさい場所:大阪おおさか 夢洲ゆめしま

(取材・撮影 2025年6月15日「デジタル少年写真ニュース」編集部 吉岡)

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カテゴリー: イベントタグ: ねぶた, 七夕, 万博, 仙台七夕まつり, 仙台市, 大阪関西万博, 宮城県, 山形市, 山形県, 山形花笠まつり, 岩手県, 市長, 東北, 東北絆まつり, 東日本大震災, 盛岡さんさ踊り, 盛岡市, 祭, 祭り, 福島わらじまつり, 福島市, 福島県, 秋田市, 秋田県, 秋田竿燈まつり, 竿燈, 絆まつり, 青森ねぶた祭, 青森市, 青森県

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