【「夏越ごはん」とは？】
「夏越の祓」という行事があるのを知っていますか？
全国各地の神社で１年の前半の最終日にあたる、６月の終わりに行われる神事です。
神社では、この時期に鳥居の下や拝殿の前などに、茅やわらで作った大きな輪「茅の輪」を設置します。
参拝者は、８の字を描くように３回くぐりぬける「茅の輪くぐり」を行い、１年の前半（１月〜６月）の心身のけがれなどを清めて、残り半年も元気に過ごせるようにお願いをします。
公益社団法人 米穀安定供給確保支援機構は「夏越の祓」の行事食として、「夏越ごはん」を提唱しています。
夏越ごはんは、雑穀ごはんの上に、夏野菜を使い「茅の輪」をイメージした丸い食材をのせたごはん料理です。
その昔、『備後国風土記』にある、蘇民将来が素戔嗚尊を「粟飯」でもてなし、「茅の輪」を疫病除けのしるしとした伝承に由来しています。
このような理由から、6月30日を「夏越ごはんの日」としました。
夏越ごはんは、「ごはん（できれば雑穀入り）」と「茅の輪にちなんだ丸い食材」の２つの要素を取り入れていれば、メニューは自由自在。
かき揚げ丼、夏野菜カレー、ビビンバなど、いろいろな料理で「夏越ごはん」を楽しんで、残り半年も病気にならずに健康に過ごしましょう。
〈動画〉「夏越ごはん」をつくってみよう！
夏野菜かき揚げ夏越ごはん
だしかけ夏越ごはん
セビーチェ風夏越ごはん
〈レシピサイト〉
https://www.komenet.jp/nagoshigohan/contents/recipe/?doing_wp_cron=1749260629.6182620525360107421875
【「夏越ごはん」クイズにチャレンジ】
「夏越ごはん」について、クイズでふり返ってみましょう！
| Q１：「夏越ごはん」はいつごろに食べる？ |
| Q２：「夏越ごはん」に使われる食材は？ |
| Q３：「夏越ごはん」にはどんな思いがこめられているのかな？ |
【食育授業で活用できる「夏越ごはん」動画】
梅雨晴れ、夏越ごはん
夏越ごはんの唄（short（15秒））
夏越ごはんの唄（フルバージョン（56秒））
（画像提供・制作協力：公益社団法人米穀安定供給確保支援機構）