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自分たちの海は自分たちの手で復旧ふっきゅうさせたい
〜能登のとの海女あまからのメッセージ〜

2025年10月26日 by yoshioka

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水産庁すいさんちょうは、10月6日から10日、農林水産省のうりんすいさんしょうの「消費者しょうひしゃの部屋」で、展示てんじイベント「毎月3日から7日は『さかなの日』〜もっと魚を食べよう」を開催かいさいしました。


「さかなの日」は、毎月3日から7日の5日間です。ふだんから魚のよさをもっと広めて、食べるきっかけになるように2022年にできました。



会場では、「さかなの日」の取り組みに関かんする展示てんじだけではなく、「能登半島地震のとはんとうじしん」後の水産業すいさんぎょうの現状げんじょうや、海女あまたちによる復興ふっこうへの取り組みも紹介しょうかいされました。


10月9日に、石川県輪島市わじましで海女あまをしている「輪島わじまの海女漁あまりょう保存振興ほぞんしんこうかい会」の方が来場し、輪島わじまの海女漁あまりょうや展示てんじの説明せつめい、復興ふっこうへの取り組みについて話しました。



「輪島わじまの海女漁あまりょうの技術ぎじゅつ」は、国の重要無形民俗文化財じゅうようむけいみんぞくぶんかざいにも指定されています。


岩からアワビをはがす、海女の代表的な漁具、「オービガネ」の使い方も披露。一生ものの道具だそうです。

2024年に起きた能登半島地震のとはんとうじしんで、輪島わじまの海うみは一変いっぺんしてしまいました。海底かいていの地形が変化へんかし、サザエやアワビも死にました。山では崖崩がけくずれが起きていて、雨が降ふると、粘土ねんどのような泥どろが川から海に流れ込こみ、海底かいていにたくさんたまってしまったそうです。今年は去年よりも泥どろの被害ひがいが大きくなっている、とのことでした。


「自然しぜん回復かいふくを待っていてもしょうがないので、なるべく自分たちでできることは自分たちでやりたいんです。自分たちの海は、自分たちの手で復旧ふっきゅうさせたいと思っています」と、(国の事業も活用かつようして)海に潜もぐって、海藻かいそうや海の生き物、海底かいていにたまる泥どろや流木りゅうぼくなどについての調査ちょうさもしているそうです。


来場した海女あまのみなさんは、「子どものころから大人になったらなるのが当たり前だと思っていて、自然しぜんと海女あまになった」とのことです。海女あまの技術ぎじゅつや知識ちしきは、親から子へと受け継つがれてきました。


「海に潜もぐってアワビやサザエを見つけたときや、たくさんとれたときのうれしさは、海女あまの仕事の魅力みりょくのひとつだと思います。震災しんさいで海に出ることができない日が続つづきましたが、海女あまの仕事が本当に大好だいすきで、自分にとって、この仕事がとても大切であることを、その間に改あらためて感じました」と話してくれました。


復旧ふっきゅうにはまだまだ時間がかかるとのことですが、今年の7月にはモズク漁りょうやサザエ漁りょうなども再開さいかいし、少しずつ復興ふっこうへの歩みも進んでいるようです。


「さかなの日」消費者しょうひしゃ向けホームページ https://sakananohi.jp
「さかなの日」子ども向けコンテンツ  https://sakananohi.jp/contents/child.html
水産庁すいさんちょう公式Instagram https://www.instagram.com/suisan_jp/
輪島わじまの海女あま漁りょう保存振興会ほぞんしんこうかい 公式Instagram https://www.instagram.com/wajima_mermaid/

(取材・撮影:2025年10月9日「デジタル少年写真ニュース」編集部 吉岡)

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カテゴリー: インタビュータグ: あま, いいさかなの日, さかなの日, アワビ, サザエ, 復興, 水産女子, 水産庁, 水産業, 海の仕事, 海女, 海女漁, 石川県, 能登, 能登半島地震, 舳倉島, 豪雨, 輪島, 輪島市, 農林水産省

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