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目指すはデフリンピックで金メダル!サッカーの聖地せいちでデフサッカー男子日本代表が力だめし

2025年5月13日 by Sato

デフサッカーは「音のないサッカー」とよばれ、選手せんしゅたちは補聴器ほちょうきをはずして、音がきこえない状態じょうたいでプレーをします。

選手せんしゅはピッチ上では声を使わず、アイコンタクトや手話言語でコミュニケーションをとります。レフェリー5人全員がフラッグを使って競技きょうぎをコントロールします。


11月15日〜26日に日本で初開催はつかいさいとなる、「東京2025デフリンピック」。

デフリンピックはろう者、難聴者なんちょうしゃの国際的こくさいてきなスポーツ大会で、オリンピック、パラリンピックと同様4年に一度開催かいさいされます。

第1回が開催かいさいされてから、今年は100周年という記念きねんすべき大会で、東京都を中心に、福島県、静岡しずおか県で21競技きょうぎがくり広げられます。デフサッカーは男子、女子ともに福島県のJヴィレッジで11月14日〜25日に行われます。

デフサッカー男子日本代表は、2023年にデフサッカーのワールドカップといわれる「第4回ろう者サッカー世界選手せんしゅ権大会」で準優勝じゅんゆうしょう(銀メダルを獲得かくとく)、2024年の「第10回アジア太平洋ろう者競技きょうぎ大会(マレーシア)」では優勝ゆうしょうと、確実かくじつに結果けっかをのこしてきました。

そして、4月2日、デフリンピックに向けて、元Jリーガーが多く所属しょぞくし、JFL2025年シーズンで1位い(4月2日時点)のクリアソン新宿とエキシビションマッチ「JAPAN FOOTBALL LIVE 2025」を国立競技場きょうぎじょう(東京都)にて開催かいさい。国立競技場きょうぎじょうでのデフサッカー開催かいさいは史上初しじょうはつで、当日は3,808人が来場しました。


前半は、攻守こうしゅともになかなかかみ合わず、試合前しあいまえにふった雨の影響えいきょうか、選手せんしゅたちが天然芝てんえんしばになれない様子が見受けられました。その後、前半21分に、連携れんけい不足ぶそくによるミスからクリアソン新宿に先制せんせいゴールをうばわれ、1点を追う展開てんかいに。


試合しあいが進むにつれて、次第に手話などによるコミュニケーションもスムーズになり、守備しゅびを中心とした落ち着いたプレーで前半を終えます。


後半は前半とはまったくちがったチームになったのではないかと思わせるほど、攻撃こうげきが活性化かっせいか。チーム全体でボールを回すシーンがふえましたが、シュートチャンスをつかむことができません。


後半19分、西大輔にしだいすけ選手せんしゅがボールをうばい、ロングシュートをうちましたが得点とくてんならず。アディショナルタイムに、クリアソン新宿に追加点ついかてんをとられて、0−2で試合しあいは終了しゅうりょうしました。


試合後しあいご、吉田匡良よしだまさよし監督かんとくは「デフサッカーには歴史れきしがあります。きずきあげてきてくれた先輩方せんぱいがたの思いをわたしたちの時代へ引きつぎ、その思いで真剣しんけんに一歩をふみだしています。国立競技場きょうぎじょうで試合しあいができたことは、わたしたちにとって世界一をとるための通過点つうかてんになります。結果けっかは敗戦はいせんでしたが、負けていい試合しあいなどありません。国を代表することの意味、責任せきにん、覚悟かくごをもう一度わたしたちは胸むねにきざみ、デフリンピック優勝ゆうしょうに向けて歩みつづけます」と話しました。

キャプテンの松元卓巳まつもとたくみ選手せんしゅは、「デフサッカーという日の当たらない代表チームが、国立という夢ゆめの舞台ぶたいでサッカーができるすばらしい機会きかいをいただき、本当に感謝かんしゃしています」と涙なみだをうかべました。


なお当日は、音や声が聞きこえない、聞きこえにくいデフアスリートに応援おうえんの気持ちをとどけるために、手話の拍手はくしゅをベースに開発された、目で見る応援おうえん「サインエール」が行われました。


サインは、両手を開いて前に出す動きの「行け!」をはじめ、「大丈夫だいじょうぶ 勝つ!」、「日本 メダルをつかみとれ!」の3種類しゅるい。

試合後しあいご、松元まつもと選手せんしゅは「聞きこえない分、見えてわかるのはすごく大きなパワーになった」と笑顔えがおで話しました。


【デフサッカーに関する情報】
一般社団法人日本ろう者サッカー協会公式サイト https://jdfa.jp

【関連記事】

デフサッカーで活躍する瀧澤諒斗選手にインタビュー(2023年6月、9月)


(取材・撮影:2025年4月2日「デジタル少年写真ニュース」編集部吉岡)

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カテゴリー: スポーツ

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