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東ひがし曜太郎ようたろう先生インタビュー

2025年6月8日 by Sato

子どもたちのためのオリジナリティーあふれる作品を発掘はっくつする新人賞しんじんしょうで、児童じどう文学作家の登竜門とうりゅうもんとしても知られる「講談社こうだんしゃ児童じどう文学ぶんがく新人賞しんじんしょう」。

2021年の第62回において、19世紀末せいきまつのスコットランドの首都エディンバラで生活する12歳さいの少女カトリが主人公の『カトリとまどろむ石の海』で佳作かさくに入選にゅうせんしたのが東ひがし曜太郎ようたろう先生です。

(写真提供:講談社)

翌年よくとしの2022年に、受賞作を『カトリと眠ねむれる石の街まち』(講談社)と改題かいだい・改稿かいこうし、小学校高学年から読める作品として発表、児童じどう文学作家デビューを果はたしました。

さらに、2023年9月には続編ぞくへんとなる『カトリと霧きりの国の遺産いさん』(講談社こうだんしゃ)、2025年4月には『カトリと夜の底そこの主』(講談社こうだんしゃ)を出版し、カトリのエディンバラでの冒険ぼうけんは終わりとなりました。

「カトリ」シリーズのエディンバラ編へんにいったんの区切りを迎むかえた東先生に、デビューの道のりや子ども時代のこと、作品について伺うかがいました。


【 「カトリ」シリーズについて 】

──児童じどう文学作家になったきっかけを教えてください。

僕ぼくは、昔からものをつくるのが好すきでした。子どものときも、図工とかが好すきだったんですね。ずっと何かをつくっているというわけではないんですけれども、何かしらものをつくりたくなる時期があって。たまに思い立って音楽をつくってみたり、3DCGをつくるソフトをちょっと触さわってみたりとか。小説もその一環いっかんで、物語を書いてみて講談社こうだんしゃの賞に応募おうぼしたら、佳作かさくに選えらんでいただいたんです。


──どうして物語を書こうと思ったのですか?

当時はコロナ禍かで、会社員なのですが在宅ざいたくで働はたらかなくてはいけなくて。それで、だんだん息が詰つまってしまったんですね。ちょっと満みたされなくて、自分で何かをつくりたいなと思ったんです。で、小説しょうせつを書いてみようかなと思って。ちょうど調べたら「講談社こうだんしゃ児童じどう文学ぶんがく新人賞しんじんしょう」があって、過去かこの受賞者じゅしょうしゃにも森絵都さんとか知っている人が多かったので、何かいい賞しょうだろうと思って書き始めました。なかなかない機会きかいなので、ちょっとがんばってみようと思いまして。


──作品はどのような構想こうそうから生まれたのですか?

子ども向けの児童じどう文学ってどんなものかなって考えたときに、僕ぼくが子どものころはハリーポッターブームだったんですね。西洋ファンタジーや冒険小説ぼうけんしょうせつが、児童書じどうしょのメインで。魅力的みりょくてきな舞台ぶたいがあって、勇敢ゆうかんな主人公がいて、大きな敵役かたきやくみたいなものがそろっている作品であれば、子どものころの僕ぼくは満足まんぞくしていたので、そういう要素ようそを取り入れてつくろうと思いました。


──子どものころに特とくに親したしんだ作品にはどのようなものがありますか?

子どものころ大好だいすきだったのは、『宝島たからじま』(スティーヴンソン)とか『ジャングル・ブック』(キップリング)ですね。父が子どものころに読んでいた本というか、世界の名作文学のような全集が置おいてあって、それを片かたっぱしから読んでいました。その中にあったイギリス編へんに、『宝島たからじま』や『ジャングル・ブック』があって。『宝島たからじま』は冒険ぼうけんもののお手本ですし、舞台ぶたいも魅力的みりょくてき。敵てきなのにおもしろいキャラクターがいて、主人公は当然とうぜん勇気ゆうきがある少年で。それが、すごく好すきでした。『ジャングル・ブック』は映画えいがが有名なので、原作を読んだことがある人はなかなかいないかもしれませんが、動物社会の虚構きょこうの作り方みたいなところにすごくリアリティーがあって、本当にそんな世界があるような感じがするといいますか。時代劇じだいげきも好すきでしたね。『燃もえよ剣けん』(司馬遼太郎しばりょうたろう)とか。司馬遼太郎しばりょうたろうさんの小説って、だいたい出世しゅっせするじゃないですか? そこが、僕ぼくは結構けっこう好すきで。子どものころに楽しんだ作品が、いちばん書く手がかりになるといいますか。


──そうしたエッセンスを取り入れつつ、物語の舞台ぶたいはどのように決めたのですか?

僕ぼくは大学院生のときにスコットランドのエディンバラという街まちに住んでいたのですが、すごく複雑ふくざつな構造こうぞうの街まちで非常ひじょうにおもしろく、きれいでいいところだったので、ここを舞台ぶたいにしたいなと思いました。


──舞台ぶたいを思いついたら、次は登場人物ですね。

舞台ぶたいを最初さいしょに思いついたので、時代は19世紀せいきにして、そこで主人公になりそうなキャラクターがいるとしたらどんな人かなというところから、カトリを考えました。どっちかというと、彼女かのじょは僕ぼくの中ではベーシックな主人公像ぞうというか。ある程度ていど勇気ゆうきも自信もあるのだけれど、ちょっと未完成なところがある。逆ぎゃくにリズは、カトリとは対照的たいしょうてきというか、バディ(相棒あいぼう)的てきなキャラクターがいるといいなというところから思いつきました。エディンバラの街まちが旧市街きゅうしがいと新市街しんしがいに分かれていることもあり、カトリは旧市街きゅうしがい、それに対して、リズは新市街しんしがいのちょっとお金持ちのキャラクターにすると、物語にも一体感が出るかなと。


──作品のすてきな世界観せかいかんはどこから生まれたのですが?

僕ぼくが子どものころ、昔の時代の話、外国の話といった自分と距離きょりがある話が好すきだったので、そういうところを意識いしきして書きました。小中学生のころって、学校に毎日通うなど、自分から環境かんきょうを変かえることは、なかなかできないという意味で、僕ぼくは退屈たいくつだったという記憶きおくがあります。そういうときに、違ちがう世界の話を読んで楽しんでほしいな、と思って書いたところがあります。小説家しょうせつかのラヴクラフトのクトゥルー神話の作品が僕ぼくは結構けっこう好すきなので、そういうところもベースにしました。僕ぼくの作品を読んだ方からも、雰囲気ふんいきが似にているといわれます。幻想小説げんそうしょうせつというジャンルが、すごく好すきなんです。現実げんじつと対比たいひされるような。不合理ふごうりな世界だけれど、美しいみたいな描写びょうしゃがすごく好すきなので、そうした世界観せかいかんをつくっていきました。


──登場する物の描写びょうしゃがとても丁寧ていねいで、文章を読んだだけで頭に浮うかんできます。

たとえば19世紀せいきのスコットランドの家にどういうものが置おいてあるとか、調度品がどのようなものなのかというのは資料しりょうで調べますし、当時流行していたファッションも調べます。当時の固有名詞こゆうめいしなども取り入れて、リアリティーを出すようにしています。今は博物館はくぶつかんなどがデジタルアーカイブを公開していますし、古い資料集しりょうしゅうを買って調べたり、当時の地図もデジタルアーカイブになっているので、それを見たり。おもしろいところでは、当時の新聞を見ることができるサイトがあるのですが、そこで当時生きていた人たちが「こんなふうに生きていたんだな」というのがわかって、それを読んで使えそうなものがあれば、取り入れたりします。


──カトリやリズだけではなく、作品に登場する人たちは、みんな生き生きしていますよね。

それぞれの登場人物にそれぞれの人生があることを、きちんと描えがきたいなと思っています。だから、時間がたったら状況じょうきょうも変かわるというか、成長せいちょうしていくところを描かきたいと思ったんですよね。たとえば、今作では2巻かん、3巻かんと進む中で、カトリと、その周まわりの関係性かんけいせいも変かわっていきます。そこはシリーズを通して楽しんでもらうポイントになれば、と思いました。


──どのようにして作品を書き進めていきましたか?

書きたいところから書くタイプなので、物語のポイントとなるシーンだったり、会話やせりふだったりを書き割わりで簡単かんたんな描写びょうしゃを入れて1つの文にします。細かい描写びょうしゃにはこだわらず、何が起きて、誰だれがこういうことをしたみたいなことをシンプルな形で通勤中つうきんちゅうに携帯けいたいで入力したり。それがある程度ていどたまってきたら、骨組ほねぐみができあがってくるので、そこに具体的ぐたいてきな描写びょうしゃを重ねていきます。簡単かんたんにいうと、先にデッサンを描かいて、そこに色をつけていくというようなイメージです。たまにイメージの絵を描かくこともありますが、基本的きほんてきには文章ベースです。


──1つの作品を書くのにどれくらいの時間がかかりましたか?

1冊さつ書くのに、まず初稿しょこうにかける時間が3〜4か月。編集者へんしゅうしゃさんとやりとりをして内容ないようを詰つめていって、そのあと時間がかかりますね。もっと早い人はいっぱいいると思いますし、僕ぼくは子どもが生まれてからは、時間がかかる状態じょうたいになっているので、もっと効率的こうりつてきに書きたいと思っています。


──作品は毎日少しずつ書くのですか?

そうですね。毎日です。何かしら書くぞ、というルールにしています。会社員なので、朝は子どもの世話をしたあとに出社して、帰宅きたくしたら夕ご飯はんを食べて、子どもを寝ねかせてちょっと仕事をして、そのあとに創作そうさくの時間という流れで、だいたい21〜22時くらいから始めて、2〜3時間書くというのを毎日やっています。


──1巻かんから3巻かんまでストーリー展開てんかいを生み出していった流れを教えてください。

1巻かんはすごく前向きで、カトリの自分の世界が広がって博物館はくぶつかんで働はたらきますというエンドだったのですが、だいたい次はそんなにうまくいかないじゃないですか。希望きぼうを持って就職しゅうしょくをしたり、新しい環境かんきょうに飛とび込こんだりしたとしても、「あれ?ちょっと思ったのと違ちがうな」という経験けいけんは僕ぼくもあるので、そういう悩なやみを柱にしたらリアルになるかなと思いました。成長も描えがけるので。2〜3巻かんはなんとなく前の巻かんの流れの中でどうしたらおもしろいのかとか、何となく考えました。1巻かん、2巻かんがあって、リズは何を考えているんだろうなと。どうしてもカトリの成長せいちょうがあるので。成長せいちょう物語というのは、カトリみたいに社交的しゃこうてきで、もともと頭が良よくてっていう人が、いろいろな人の力を借かりて、目標もくひょうを達成たっせいしていく過程かていだと思うのですが、リズはそうじゃないと思うんですね。彼女かのじょはあまり社交的しゃこうてきじゃないし、確たしかに家はお金持ちだけれど、いろいろと鬱憤うっぷんを抱かかえていて。だから、カトリは社会の中で育っていくけれど、リズには別べつの道があるのだろうと思ったのが、3巻かんなんですね。1〜2巻かんでは、いわゆる「あちらの世界」を美しく描えがいているので、リズはむしろそういう世界に共鳴きょうめいする。カトリは社会の中で生きていける人なので、きれいだけれど、ちょっと空虚くうきょだなって思ったりすると思うんですけれど、そうじゃない世界に対してリズは共鳴きょうめいしやすくて、それに対してネガティブな気持ちがない。自分がやりたいことをやる。ほかの人がそれに対して知らないよっていうのは1巻かんのときから書いていたので、そういう意味で、普通ふつうにカトリが成長せいちょうしていくのと同じように、リズにも自分の道を行くというようなものだと、僕ぼくは思っています。


──それでは1巻かんから3巻かんまでひとこと解説かいせつをお願ねがいします。まずは1巻かん『カトリと眠ねむれる石の街まち』。

(作:東曜太郎/イラスト:まくらくらま)

先にもお話ししましたが、子どものころに好すきだった、古きよき19世紀せいきのイギリスの昔の冒険小説ぼうけんしょうせつのエッセンスを入れ込こみました。エディンバラという街まちの旧市街きゅうしがいの入り組んだ感じや、地下に何が埋うまっているのかわからないという不気味ぶきみさだとか。そこに子どもだけで挑いどんでいくという、伝統的でんとうてきな冒険小説ぼうけんしょうせつのおもしろさを、意識いしきして書きました。イラスト担当たんとうのまくらくらまさんには、地図も描かいていただいて。


─2巻かん『カトリと霧きりの国の遺産いさん』をお願ねがいします。

(作:東曜太郎/イラスト:まくらくらま)

2巻かんでは、逆ぎゃくに幻想小説げんそうしょうせつのエッセンスをたくさん入れました。ラヴクラフトやボルヘス、エンデに加くわえて、日本の幻想げんそう作家の作品をモチーフにして、すごく美しい街まちを描えがきたいなと思って書きました。霧きりの街まちが出てくるんですけれども、その描写ぎょうしゃは個人的こじんてきにものすごくこだわって書いたので、そこを楽しんでいただけたらと思っています。


──エディンバラ編へんの最後さいごとなる3巻かん『カトリと夜の底そこの主』は?

(作:東曜太郎/イラスト:まくらくらま)

ふろしきをまとめるというところと、カトリとリズの関係かんけい、外の世界というところもあるんですけれども、思春期の子どもの関係かんけいが大人になるにつれて変かわっていくみたいなところを描えがきたかったので、青春小説しょうせつというか、人と人との関係かんけいに焦点しょうてんを置おきました。1〜2巻かんで築きずかれたカトリとリズの関係かんけいがどのように変かわって、どういう結論けつろんになるのかというところを楽しんでいただけたらな、と思っています。「カトリ」シリーズについては、これからの構想こうそうもあるので、次を書く機会きかいがあるといいなと思います。


【 人生について 】

──子どものころはどんな子どもでしたか?

子どものころは、普通ふつうの子どもです。平日も公園で野球をやっているような。家では結構けっこう本を読むほうだったのですが、友達ともだちと本の話をしたという記憶きおくはなくて。音楽やテレビ番組、ゲーム、漫画まんがとかは友達ともだちと話した記憶きおくがあるんですけれど。「今週のジャンプ読んだ?」みたいなのとか、CDを貸かし借かりしたり。そういうことは友達ともだちと楽しんだ記憶きおくがあるのですが、「この本おもしろいんだよ」と友達ともだちに話した経験けいけんは全然ないかもしれないですね。本に関かんしては、そういう記憶きおくがいっさいなくて。本って、自分にとってすごくプライベートなものだったんですね。父親の仕事の関係かんけいで、海外暮ぐらしがちょくちょくありまして。ボストン(アメリカ)に住んだり、北京ぺきん(中国)に住んだりとかがあったので、将来しょうらい外交官がいこうかんになりたいとか、卒業そつぎょう文集に書いていた気がします。


──そのころの将来しょうらいの夢ゆめは外交官がいこうかんだったんですね。子どものころに物語を書いたことはあったのですか?

小説しょうせつを初はじめて書いたのは、小学校3年生のときです。夏休みの自由研究で何も用意していなくて、残のこり10日間で何かできるかと考えたときに、ちょうど原稿げんこう用紙があったんですよね。貯金箱ちょきんばことかを作るとなると、粘土ねんどや針金はりがねを買ってこなくちゃいけないのですが、小説しょうせつは原稿げんこう用紙があれば書けるから、小説しょうせつを書いたんです。そのころ、恐竜きょうりゅうが好すきだったので、恐竜きょうりゅうを主人公にしました。何の反応はんのうもなかったですけれど、それで何とかしのいだというだけの思い出があります。それが、小説しょうせつを初はじめて書いた思い出ですね。子どものころから、書くことに対して抵抗感ていこうかんはなかったのかもしれないですね。


──海外生活は長かったのですか?

もともと、千葉県で生活をしていました。ボストンは小学生のときに1年間、北京ぺきんは小学校の高学年から中学2年生までの3年くらいです。北京ぺきんのときは、当時ちょうど北京ぺきんオリンピックの前だったので、すごい勢いきおいで発展はってんしていて、ビルが急激きゅうげきにたくさん建たっていく光景こうけいとかを初はじめて見たので衝撃しょうげきでした。


──高校生活は日本で?

千葉県内の高校に行って、そこで陸上りくじょうをやっていました。電車通学で、その際さいに本をよく読んでいましたね。


──そして大学へ。

将来しょうらいこういうふうになりたいから勉強をするというよりは、興味きょうみがありそうなことを勉強していました。就職しゅうしょく活動をやりたくなくて、大学院に行った感じです。エディンバラを選えらんだのは、奨学金しょうがくきんの金額内きんがくないということもありますが、写真を見たらすごくきれいな街まちで、専攻せんこうしている政治学せいじがくの分野の研究者もすごく優秀ゆうしゅうな人がそろっていたので。言ってしまえば、成なり行きで選えらんだ部分もありますが、実際じっさいに行ってみると本当にすばらしい街まちでした。1年半くらい生活しましたが、すごくいい経験けいけんでした。お金があったら博士課程はくしかていに進みたかったですけれど、働はたらかないとそろそろまずいかなと思って社会人になり、現在げんざいに至いたります。


──これからの目標もくひょうを教えてください。

これからも、おもしろい作品を書いていきたいな、と思っています。自分の中のテーマというか、「ここではない世界(エキゾチズム)」と「美しさがある世界(ピクチャレスク)」を描えがいていきたいと思っています。あとは、新しいもの好すきなので、何か新しい表現ひょうげんの方法ができないのかなと考えています。これからも、ものづくりというか、そういう観点かんてんからも、小説しょうせつには関かかわっていきたいなと思います。


──読者である子どもたちに向けてメッセージをお願ねがいします。

新しい経験けいけんをしてほしいな、と思います。そんな大それたものじゃなくてもいいので、話したことのない友達ともだちに今日話しかけてみようとか、読んだことのない本を読んでみようとか、食べたことのないものを食べてみようとか。チャンスがあったら、新しいことにチャレンジしてみることの積つみ重ねの先に、何かあるのかもしれないので。自分はこういう人なんだ、と思い込んでしまうと、新しい可能性かのうせいが出てこないと思うので、試ためしてみる気持ちを持って、日々楽しんでいただけたらと思います。僕ぼくは小説しょうせつを書いているというと、驚おどろかれるんですよね。児童書じどうしょを書いているように見えないようで。仕事と違ちがうことをやってみてもいいと思いますし、僕ぼく自身、新しいことをつねにやってみようと思っています。


東ひがし曜太郎ようたろう先生 プロフィール

1992年生まれ。千葉県出身。一橋大学社会学部卒業そつぎょう。エディンバラ大学国際こくさい関係かんけい選考せんこう修士課程しゅうしかてい終了しゅうりょう。『カトリとまどろむ石の海』で第62回講談社こうだんしゃ児童じどう文学ぶんがく新人賞しんじんしょう佳作かさくに入選にゅうせん(のちに『カトリと眠ねむれる石の街まち』と改題かいだいし出版しゅっぱん)。著書に『カトリと眠ねむれる石の街まち』、その続編シリーズ作品『カトリと霧きりの国の遺産いさん』、『カトリと夜の底そこの主』がある。

東先生のSNS
Xアカウント https://x.com/yotaro_higashi
note https://note.com/yotaro_higashi


★読者どくしゃプレゼント★

東先生に貴重きちょうなサインを入れていただいた『カトリと眠ねむれる石の街まち』を1名様さまにプレゼントします。

ご応募おうぼについては、「連絡れんらくフォーム」からカテゴリーの「プレゼント応募おうぼ」にチェックを入れて、必要事項ひつようじこうをご記入の上、7月11日(金)までにご応募おうぼください!

当選者とうせんしゃの発表は、賞品しょうひんの発送をもって代かえさせていただきます。

(取材:2025年5月13日「デジタル少年写真ニュース」吉岡)

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カテゴリー: インタービュー

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