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いろいろな動植物どうしょくぶつをさがしてみよう! 国立こくりつ科学かがく博物館はくぶつかんの全球型ぜんきゅうがた映像えいぞう施設しせつに新あらたな映像えいぞう作品さくひんが登場とうじょう!

2025年5月16日 by Sato

国立こくりつ科学かがく博物館はくぶつかんにある全球型ぜんきゅうがた映像えいぞう施設しせつ「THEATER 36○(シアター・サン・ロク・マル)」は、2005年「愛あい・地球博ちきゅうはく」の長久手ながくて日本館にっぽんかんで人気にんきだった「地球ちきゅうの部屋へや」を国立こくりつ科学かがく博物館はくぶつかんに移設いせつしたものです。

直径ちょっけい12.8m(実際じっさいの地球ちきゅうの100万分まんぶんの1の大きさ)のドームの内側うちがわすべてがスクリーンになっていて、中央ちゅうおうにあるブリッジに立って、360°全方位ぜんほういの映像えいぞうを楽しむことができます。

これまでは恐竜きょうりゅうや深海しんかい、宇宙うちゅうなどをテーマにしたオリジナル映像えいぞうが上映じょうえいされてきましたが、今回こんかいおよそ4年ねんぶりに新あたらしい作品さくひんが完成かんせいしました。

通算つうさん8本目ほんめとなる新作しんさくのタイトルは「日本にほんの川かわ ―固有種こゆうしゅとの出会であいの旅たび―」です。


日本の川が舞台ぶたいとなり、そこで生きるたくさんの生き物のなかで、特とくに両生類りょうせいるいと植物しょくぶつについて、北海道ほっかいどうから沖縄おきなわまで現地げんちで撮影さつえいを行おこない、およそ2年をかけて完成かんせいしました。

日本各地かくちの特徴とくちょう的な川を旅たびしながら、そこにしか生息せいそくしていない両生類りょうせいるいと植物しょくぶつに会いに行くことができます。

映像えいぞうを見たあと、日本の自然しぜんについてもっと知しりたくなったら、国立こくりつ科学かがく博物館はくぶつかんの日本館2階かいや3階かいに行ってみましょう!

5月6日に一度上映じょうえいは終了しゅうりょうしましたが、次は8月に上映じょうえいされます。夏休なつやすみにぜひ見に行ってください。


【映像えいぞうのチェックポイント】

  1. 川の周辺しゅうへんの地形ちけいや岩石がんせきに注目ちゅうもくしてみよう! 流れが急きゅうなときやゆるやかなときのちがいを見つけることができます。
  2. 大雨おおあめがふると川の流れははげしくなります。川にのみこまれたヤシャゼンマイのような植物しょくぶつがどうなるのかに注目ちゅうもくしてみましょう。
  3. 日本各地かくちのカエルやサンショウウオが、どのように川を利用りようしているのかがわかります。

【監修かんしゅうした国立科学博物館はくぶつかんの先生たちによる見どころ解説かいせつ】

(写真左より)吉川夏彦よしかわなつひこさん、海老原淳えびはらあつしさん、齋藤さいとうめぐみさん

動物研究部脊椎せきつい動物研究グループ研究員
吉川夏彦よしかわなつひこさん

見どころは、わたしの専門せんもんでもあるサンショウウオです。世界最大級さいだいきゅうの両生類りょうせいるいとして、一生を川ですごす日本固有種こゆうしゅのオオサンショウウオがいます。ほかにも、東京の秋川にいるナガレタゴガエルや沖縄おきなわのハナサキガエルがたまごをうむところとか、カエルも見どころがたくさんあります。


植物研究部陸上りくじょう植物研究グループ研究主幹しゅかん
海老原淳えびはらあつしさん

日本固有種こゆうしゅの多い場所としては島や高い山が有名ですが、意外と知られていないのが川です。川は水の流れによって過酷かこくな環境かんきょうができあがっていて、それに適応てきおうして生きる植物のなかにも、日本固有種こゆうしゅがたくさんいます。わたしの専門せんもんはシダ植物で、川の流れのそばにしかはえないふしぎなシダ植物、ヤシャゼンマイにスポットを当てています。


生命史研究部環境変動史かんきょうへんどうし研究グループ研究主幹しゅかん
齋藤さいとうめぐみさん

舞台ぶたいになる川を見てみなさんが楽しんでくれるように、撮影さつえいをしてきました。これまでの作品のなかでも、とても内容ないようがこい作品になったのではないかと思います。1回では見落としてしまう点もあるかもしれないので、できれば2度、3度と足を運んで見ていただけたらと思っています。



国立科学博物館日本館地下1階
「THEATER 36○(シアター・サン・ロク・マル)」


上映じょうえい時間 9時半(初回上映しょかいじょうえい)〜16時半(最終回上映さいしゅうかいじょうえい)
入館料にゅうかんりょう 一般いっぱん・大学生 630円(団体だんたい510円) 常設展示じょうせつてんじ入場料にゅうじょうりょうのみでご覧いただけます
※団体だんたいは20名以上いじょう、高校生以下いかおよび65歳さい以上は無料むりょう
※くわしくは国立科学博物館ホームページをご覧らんください

上映じょうえい予定
<5月> 人類じんるいの旅 ―ホモ・サピエンス(新人)の拡散かくさんと創造の歩み―
<6月> 3万年前の大航海だいこうかい ―ホモ・サピエンス日本上陸じょうりく―
<7月> 海の食物連鎖 ―太陽からクロマグロをつなぐエネルギーの流れ―
<8月> 日本の川 ―固有種こゆうしゅとの出会いの旅―
<9月> 深海 ―潜水艇せんすいていが照てらす漆黒しっこっくのフロンティア―

「日本の川 ―固有種こゆうしゅとの出会いの旅―」は日本にほん芸術げいじゅつ文化ぶんか振興会しんこうかいと文化庁ぶんかちょうが主催しゅさいする令和れいわ6年度日本博はく2.0事業の委託いたくを受けて制作せいさくされました。


取材協力:国立科学博物館展示部

(取材・撮影:2025年3月21日「デジタル少年写真ニュース」編集部吉岡)

https://www.kahaku.go.jp

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カテゴリー: イベント・募集情報

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